なんかアナログ・レコードが地味に流行っているそうですね。
私は最近まで、「音楽なんてスマホで充分じゃん、なんで今さら不便なアナログ・レコードなんて聴く必要あんの?」と思っておりました。
正直セッティングとかいろいろマニアックで難しそうだし・・・・・・。それにアンプとかスピーカーとか必要っていうじゃないですか。
音楽はスマホしか持っていない私としては、めちゃくちゃハードル高いんですけど・・・・・・。
なんとなく興味はあるもののそのまま放っておりましたが、セッティング不要でとにかくレコードをセットすればすぐ聴けて、しかもスマホでデータ化もできちゃう神アナログプレーヤー「ION AUDIO」と出会ってからは、アナログもいいかもと思ってしまいました。
なにしろ一番新しい機種は、bluetoothで外部スピーカーに繋げられる機種まで登場しているんです。
アナログ・レコードは、「新しい音楽の楽しみ方を提供してくれるガジェット」と思えば、さほど抵抗感も感じることも無いです。
便利じゃないのが逆に良い
アナログ・レコードの魅力って「便利じゃない」ところにあると思うんです。
スマホでワンクリックで好きな曲を聴き放題の時代、でっかいレコードをターンテーブルに置いて、針を落として聴くっていうスタイルは全く便利じゃないです。手間がかかりすぎ。効率悪すぎ。
でも人間って不思議なもんで、手間がかかるものには逆に愛情が湧いてくるんですよね。ほんと不思議。
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ゆったりした気分になれそう
レコードを聴くという行為は、もしかして癒やし効果に近いかもしれません。
レコードの溝がぐるぐる回っているのを見ていると、どこかホッとして安心感もあるんです。
スマホだったらこういうホッとした気持ちにはならないんですよね。スマホは便利すぎるんですかねえ。
スマホが便利な都会だったら、アナログ・レコードは不便など田舎って感じ。便利だけど殺伐とした都会から、癒やしを求めて田舎に旅行に行く感じに近いです。
レコードを聴いている間は、なんか時間がゆっくり流れている気がします。
インテリアとしてなんかかっこいい
さりげなくアナログレコードプレーヤーが棚に置いてあったら、なんかかっこ良くないですか?
スマホ以外の音楽の楽しみ方知ってるよ!というアピールになるし。
部屋に遊びに来てくれた友達とかにも「すげー、アナログじゃん」とか言ってもらえるし。
それに「レコード聴きに来ない?」なんて言って、女の子を部屋に呼ぶ口実にもなりますしね。
会話に詰まったらジャズのレコードでもかければ、ムードは盛り上がるし会話のネタにもなります。(とりあえずビル・エバンスが良いでしょう)
レコードジャケットがオシャレなので、ポスター代わりに飾っておくだけでセンスアップします。
これがスマホだったら、普通すぎて「ああそう」ぐらいのレベルで気にもしてくれないですよね。
新しい音源もある
最近アナログレコード復活というか流行ってきたので、それに便乗?して新譜も出てます。
ミュージシャン側もレコード好きな人多いみたいで、ミュージシャンリクエストっていうのも多いみたいです。
ももクロとかBABY METAL、PERFUMEのアナログ盤もあったりします。
独特の音質がある
デジタルだと音がシャキッとしているんですが、アナログだとなんとなく柔らかい感じ。
デジタルとアナログでは確かに聴いた感じは違うんですけど、それは単純に好みの問題だと思いますよ。
絶対音感のあるプロのミュージシャンでも、MP3の音源を普通に聴いてますし。それで音が悪いとかなんて聞いたことないです。
でも生まれた時からデジタルの音に慣れ親しんでいる我々としては、逆にアナログの柔らかい音が新鮮に聴こえるんじゃないでしょうか?
私は結構好きなんですよねー、この音。